藍熊染料について

1818年(文政元年)初代荒井熊次郎が江戸・浅草に漢方薬の店「浅草・越中屋」を開業しました。 藍熊染料のロゴの熊はこの熊次郎の名前に由来します。 その後、藍などの染料の取扱を始めていきました。
1870年頃(明治初期)、3代目荒井熊次郎が※藍蝋の製造に成功し、関東一円の紺屋(染物店)に手広く販売しました。当時は藍蝋の製造のために大きな煙突があり遠くからでも藍熊染料の建物だとわかったそうです。
※藍蝋…関東一円の農家から集めた藍染めされた古衣やぼろ布から藍分を抽出し粘土状にしたもの
1910年頃(明治末期)、4代目荒井半次郎が藍蝋製造事業を継承し、昭和初期まで続けました。 襤褸(ぼろ)の漢字のある免許証が残っています。

免許証
藍熊商報

昭和8年1月1日号 藍熊商報 定期的に刊行していた商品紹介のための刊行物、当時はデザイン、版の制作から印刷まで車内で一貫して行っていました

1927年(昭和2年)、関東大震災直後の浅草に鉄筋4階建ての藍熊ビルを完工しました。この建物は東京大空襲の難を逃れ、1990年に新しいビルができるまで活躍しました。 1984年(昭和59年)には大和藍の開発・販売を開始します。

藍熊ビル
昭和の染料標本

当時の染料標本

昭和の藍熊NEWS

藍熊商報の後進となる藍熊NEWS、現在も定期的に刊行しています

手書き商品ラベル

手書き商品ラベル

MAP

藍熊ビル地図

藍熊ビル
  •  会社情報
  •  藍熊染料株式会社
  •  東京都台東区雷門1-5-1
  •  TEL:03-3841-5760
  •  FAX:03-3841-6549
  •  営業時間:9時~17時
  •  定休日:土・日・祝日
  •  電車での来店方法
  • ・東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩2分
  • ・都営浅草線「浅草駅」A1出口より徒歩4分
  • ・東武線「浅草駅」正面改札口より徒歩6分
  • ・つくばEXP「浅草駅」より徒歩5分