講習会

草木染・型染入門「草木図譜」

講師 山崎 樹彦

このシリーズでは、各月ごとに指定された染料植物の図案を、その染料植物で染めることを基本としています。 草木染の基礎と型染の基礎とを同時に学びましょう。型糊は使わず、型彫りをした後に摺込刷毛を用いて藍棒・墨・ラック液・黄金花液などを使って染色を行います。型紙はA4サイズとなっており、エコバッグ・巾着・ランチョンマット・テーブルセンターの中から1つを選んで染色して頂きます。 

講習会イメージ

どうだんつつじ紅葉

【図案】どうだんつつじ紅葉
【地色の使用染料】どうだんつつじ小枝

日程

10月1日(火)、2日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

コナラ

【図案】コナラ
【地色の使用染料】どんぐり

日程

11月5日(火)、6日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

クサギの実

【図案】クサギの実
【地色の使用染料】クサギの実

日程

12月3日(火)、4日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

椿

【図案】椿
【地色の使用染料】椿の小枝、葉

日程

2025年1月7日(火)、8日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

ザクロ

【図案】ザクロ
【地色の使用染料】ザクロ 果皮

日程

2025年2月4日(火)、5日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

ソヨゴ

【図案】ソヨゴ
【地色の使用染料】ソヨゴ

日程

2025年3月4日(火)、5日(水)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

草木染めの基礎をシッカリ学ぶ

講師 上野 八重子

「草木染めは渋くてくすんだ色…それが草木染めの良さよ」とも言われてもいますが、草木の成分や素材の性質を理解した上でそれぞれに適した染色法で染めることにより鮮明な色を戴ける様になります。各回の講義では成分、素材(絹、毛、綿麻)別に「何故なのか…」の仕組みを科学的に理解し、また実習では全行程を各自で行う形を取っておりますので順序立てて学ぶことが出来ます。一見堅苦しそうに思えますが初めての方でも楽しく染められるよう毎回詳しいオリジナルテキストをお渡ししご指導しております。
P-1~4では基本的な事をシッカリと学びますので、植物が本来持っている美しく鮮やかな色を引き出せるようになります。それを元に様々な応用が可能になることでしょう。今期より土曜開催日も取り入れましたのでご都合の良い日を選んでのお申し込みとなります。

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P-1 【入門-1】
<草染料+絹の染色法>

草木染めを始めると先ず目に入ってくるのが身の回りにある草ではないでしょうか。これらはフラボノール類に属します。その成分の特徴を知った上でP-1では素材の精練、抽出、媒染、染色等の基本操作、及び染色用語等を分かりやすく説明いたしますので「草木染めは初めて」と言う方でも楽しく染められるようになるでしょう。素材は絹素材を予定しております。

日程

10月16日(水)、19日(土)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

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P-2 【入門-2】
<樹木染料+綿の染色法>

草とは違う樹木染料(タンニン類)を使い、それに適した抽出法と素材は綿素材を使用しますので下地処理も合わせて学びます。綿、麻という植物繊維は何らかの下処理を行わないと染まりにくく、堅牢度も悪い為、染色後の使用目的に合わせた下処理が必須となります。植物素材の科学的仕組みを知ることで「どうして下処理が必要なのか」が分かってくると身近なTシャツ染めも出来るようになり染める楽しさも広がってくることでしょう。

日程

12月18日(水)、21日(土)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

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P-3 【入門-3】
<赤系染料+毛の染色法>

草木ではなく虫系染料(アントラキノン誘導体)ですが、赤、紫、エンジ、グレーと幅広い色相が染められ、少量で濃色が得られる優れた染料です。素材は毛の糸染めを行います。毛糸は扱い方によっては縮んだりフェルト化してしまいますので注意点や絹、綿との染色法の違いを学んで頂きます。ウール素材を使用予定です。

日程

2025年1月15日(水)、18日(土)
お好きな日程をお選びください

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

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P-4 【応用-1】
<絞り+茜で二色染め>

簡単な縫い絞りをして茜(アントラキノン誘導体)で二色に染め分けます。茜は通常の抽出では赤色が出ませんので入念な下準備と抽出方法を学びます。また綿素材を使用しますので下地処理(P-2とは違う処理法)を行った上で茜+綿に適した染色工程に入ります。この回では初歩的な縫い絞りを行いますので茜ならではの美しい赤色に加えて絞りの楽しさも味わえます。

日程

2025年3月19日(水)

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

初めての型彫り
初めての糊作り

講師 山崎 杜人

初心者の方に向け、一人一人丁寧に指導いたします。(6名限定)

講習会イメージ

初めての型彫り

彫刀の使い方、彫り方などの技法を学び、講師がご用意した古典柄のデザイン案の中から選んで彫っていただきます。糊を置いて大和藍で染めて作品を作ります。

日程

2024年11月27日(水)

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

14,850円(材料費込、税込) 6名様限定

講習会イメージ

初めての糊作り

モチ粉と小紋糠から糊を作り、糊付け、ヘラの使い方などを学びます。講師が用意した図案の中からお選びいただくか、型彫りの講習会で作成したご自身の型を使って大和藍で染めて作品を作ります。

日程

2025年2月19日(水)

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

14,850円(材料費込、税込) 6名様限定

絞り染とフェルト
補色の重ね染と凹凸テクスチャー
【入門~中級】

講習会イメージ講習会イメージ  

講師 若井 麗華

フェルト生地を作り、それを絞り染めし、凹凸感のあるテクスチャーを作ります。 二日目の染色では、酸性染色の応用編として〈補色の重ね染〉を学びます。深みのある色 を重ねて出す方法を実習します。(生地や素材への染色も同じように可能です) また、フェルト素材は熱や圧力を加えると形を変形させる事ができ、その形をキープする 事ができます。それを利用して縫い絞り、高温で染色する事で、色と形状が加わり造形的 な形へと変化していきます。 絞り染とフェルト、その相乗効果を楽しんでみてください。

日程

2日間講座
11月21日(木)〜22日(金)
1日目:羊毛から袋状のフェルト作り
2日目:フェルトの絞り染〈補色の重ね染〉応用編

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

19,250円 (材料費込、税込)

1日目(フェルト作り)
2日目(絞り染め)

藍染ジェルプリントとフェルト布
シルクウールフェルトの藍染め
【入門~中級】

講習会イメージ講習会イメージ  

講師 若井 麗華

シルクウール原毛からフェルト生地を作り、浸染とジェルプリントで重ね染し、マフラーと しての布を制作します。 本藍顔料と大和藍、二つの染料の藍色の違いを意識しながら、自然や身近な物のモチーフを ジェルプリントによって重ね合わせます。 伝統的な藍染めに現代のモチーフをプリントで重ね合わせた藍染めを楽しんでください。

日程

2日間講座
12月10日(火)〜11日(水)
1日目:シルクウール原毛からのフェルト作り
2日目:本藍顔料と大和藍による重ね染め

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

19,250円 (材料費込、税込)

1日目(フェルト作り)
2日目(藍染&プリント)

日本の伝統模様とデザイン実践(初中級)

講習会イメージ講習会イメージ  

講師 伊川 絵理

江戸時代の染織図案をお手本に、自ら図案をデザインすることを学びます。初級〜中級編では基礎的な色彩の知識と構図作りのコツについて講義を受けた後、用意された型紙を組み合わせて摺込友禅による作品制作を行います。摺込友禅がはじめての方も初歩から手順を学べます。(※ご自分で型彫りして頂くことも可能です。)

日程

2025年1月29日(水)

時間

10:00~16:00(昼休憩含む)

費用

8,250円(材料費込、税込)

順次お知らせいたします。いましばらくお待ちください。
順次お知らせいたします。いましばらくお待ちください。

講師紹介

講師名をクリックするとプロフィールがご覧いただけます

1958 年 群馬県高崎市生まれ
北大理学部卒業後草木染めを始める。現在、草木染伝習所主宰、旧軽井沢草木屋代表
風土に根ざした草木染の形を模索しながら創作活動を行っている。
1988年、ペルーで古代アンデス染織品に出会い鮮明な色と緻密な技法に触れ多彩な天然染料に魅せられる。それが原点となり草木染めを学ぶが同時にアンデス技法解明にも力を入れている。常に鮮明な色を染める工夫を重ね、得たノウハウは講座で伝えられるよう努力をしている。
1990 群馬県高崎市に生まれる
2010 山崎樹彦を師事。草木屋に入社
2014〜2017ミャンマーでの技術支援事業の染色担当技師として現地の草木植生調査、染色指導に携わる
2017〜群馬県のみなかみ町にて染の家を開業
1983年 玉川大学文学部芸術学科 染織専攻卒
繊維での立体造形が可能な「フェルト」に出合う。
羊毛の「縮んで固まる」不思議な特性に魅せられて以来、フェルト造形の制作・研 究をおこなう。
1996年 東京テキスタイル研究所 フェルト講座 講師(15年間)
2005年~ 玉川大学芸術学部テキスタイル 非常勤講師(9年間)
現在 FULZEN LAB主宰 制作・研究・教育の発信をしている。 羊毛繊維の可能性とアート表現をワークショップを通じ伝えている。
東京芸術大学美術学部デザイン科卒・同美術研究科修士課程デザイン専攻修了。 現在、同博士後期課程に在籍しながら研究・制作活動を続ける。研究テーマは江戸時代の染織における文字模様の変遷と応用。 専修大学ネットワーク情報学部にて「グラフィックデザイン」等の講師を勤める。

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①キャンセルポリシー
当日キャンセル100%、講習会3日前~50%
②最小開催人数  3名以上